こんにちは、タイセーです。一時帰国Part4もいよいよラストです。
旅の終わりでは、今回の一時帰国の目的だった、岡山県勝央町に向かいました。
詳しいことを書くのは控えますが、無事に目的を果たし、ほっとしました。もっと色々怖い話についていろんな人と話してみたかったけど、なかなかどう話し出せば良いのかわからず、うまく話せなかったのは残念でした。
この旅で学んだこと
僕はもともと「創作が好き」というより、読むのも聞くのも、とにかく怖い話が大好きなのです。
「怖い話が好きな人たちの集まりに参加してみたい」という気持ちから挑戦したのが、今回のきっかけでした。
実際に創作の現場に関わっている方の話を聞いてみると、「どうして怖いと感じるのか」「怖さってどこから生まれるのか」など、考えさせられることばかりで、お話作りの奥深さに気づきました。特に印象に残ったのは、「話の終わらせ方が一番大事」ということです。どんなに面白いアイディアでも、最後で一気に印象が変わることを学びました。
僕は普段から本をたくさん読みますが、「怖さの仕組み」、もっというと「面白さの仕組み」を意識しながら読むと、物語の見え方が変わると気づけたことが、今回の大きな収穫にだったなと思います。読書でも創作でも、僕がこれから意識したいところです。

同じ日にお祭りが開催されていました。
ここは金太郎のモデルとなった坂田金時という武将が最後に過ごした場所なのだそうです。焼きそばを食べたりして、楽しい時間を過ごせました。
岡山勝央町ゆかりの文豪、岡本綺堂
せっかくなので、この旅で知った岡本綺堂という作家について紹介します!
僕は作品を読んだことがないと思っていましたが、家にある本に作品が載っていたり、『番町皿屋敷』(姫路城のほうの話ではない)など聞いたことがある話もあって、実は既に出会っていたようです。
↓には『牡丹燈記』という話が載っていました。これは瞿宗吉という中国の明の時代の人が書いた話を、岡本綺堂が翻訳した話です。『牡丹灯籠』という話も読んだことがありますが、『牡丹燈記』はその元となった話のようです。
↓には『利根の渡』という話が載っていました。詳しく書くと不気味さが減ってしまうので書きませんが、人の執念って怖い…というお話です。
この旅の最中にも文庫本を読み出しました。僕が読んだのは『中国怪奇小説集』です。とても面白く夢中で読みました。
中国の話を訳してまとめた作品集になってます。物語は、百物語のような怪談会の中で色々な中国の時代の怪談が紹介されていく、という感じに進んでいきます。
岡本綺堂は日本語、英語、中国語を使いこなしていて、翻訳の本も書いていたりしたそうです。僕もその3ヶ国語を勉強しているので、とても親近感が湧きました。
この本にはぞっとするような怖い話はあまり多くなく、どちらかというと不思議な話が多いです。日本の伝承や言い伝えにも似たような話もあって興味深かったです。特に気に入ったのは鳥龍という話です。犬が主人の窮地を救う話です。日本に帰ったら犬を飼おうと思いました。
日本の怪談といえば、小泉八雲の「怪談」です。小泉八雲は『ばけばけ』という朝のドラマにもなっています。僕の家では日本のテレビが観れないのですが、是非観れる方はぜひ観てください。この影響もあってか、ちょっとしたオカルトブームが来ているようで僕は嬉しいです。
僕は妖怪の話が小さい時から好きで、3歳の頃には既に水木しげるの妖怪図鑑をどこにでも持ち歩くほどでした。妖怪の魅力は怖いながらもユーモアなところにあります。妖怪という存在には人間の気持ちや考え方も入っています。こういう考えで生み出されたのかも?と、その妖怪が生まれた当時の様子を読み取るのも妖怪を知る一つの醍醐味です。
今は、岡本綺堂の人気シリーズだという「半七捕物帳」を読んでいます!
文庫本の帯に、僕が好きな宮部みゆきが「自分にとっての聖書」だと書いていたので、期待大だったのですが、実際にとても面白いです。こちらは怪談とは違ったミステリー物で、不思議な事件を岡っ引きの半七が解決していく話です。今2巻目まで読んだので、今度続きを読める時が楽しみです。
いよいよ出国
目的を果たし、お祭りにも参加したこの日、そのままおじいちゃんとおばあちゃんに会いに行きました。おじいちゃんとは久しぶりに将棋をしました。とても嬉しかったです。
これで楽しかった旅はおしまいで、台湾に帰ります。
まさかのアクシデント…!
飛行機はもう何度も乗っているので慣れているのですが、今回びっくりすることが起こりました。
太陽公園のスタンプラリーで、全部のスタンプを集めた景品としておもちゃの拳銃をもらいました。台湾に戻ったら遊ぼうと大事に取っておいたのですが…
なんと、手荷物検査で没収されてしまいました(泣)
おもちゃでも周りの人を不安にさせる銃の形をしたものはダメなのだそうです…。ホテルかどこかで少しでも遊んでおけばよかった…とほほ。
みなさんはおもちゃだからと安心せず、そうした武器の形をしたものには気をつけてください!!
ちょっと本音
日本に帰ると、ご飯も美味しいし言葉も通じるし、「やっぱり日本は楽しいな」という気持ちになって、少しだけ台湾に戻るのがいやな気持ちになります。でも、戻ったら戻ったで、楽しい場所がいっぱいな台湾もやっぱりいいなって気持ちにもなります。
また、次帰る日まで!さよなら日本!

台湾でももっとたくさん冒険して、面白いこと見つけていきます!
今日の中文
怖い話は好きですか?
你喜歡恐怖故事嗎?
(ニーˇ シーˇ ホワンˉ コンˇ ブˋ グーˋ シーˋ マ˙)



コメント